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中心荘からのお知らせ

2017.3.22

認知症対応型地域密着型通所介護第二回運営推進会議会議録

平成28年度 第2回 運営推進会議 議事録

 

日時:平成29年3月11日(土)14:00~15:00

場所:中心荘第二老人ホーム デイサービス室

出席:栗山明郎様(地域住民代表)、安村壽太郎様(知見者)、

三浦尚宏様(えびな北地域包括支援センター)

(渡部守様(利用者)渡部トシ子様(ご家族)は当日体調不良のため欠席)

三浦所長、古橋課長、藤本相談員

進行:藤本相談員

記録:古橋課長

 

(1)活動状況の報告(別紙)

(古橋)平成28年9月から平成29年2月までの利用状況を見ると、充足率も利用者数も減少している。新規利用登録者より、利用中止になる利用者が多い。

(三浦様)通所介護に繋げられていないのは、何か理由があるのか

(藤本)新規利用登録をされても、外出拒否で利用に通所介護に繋げられていない人が2名いる。他に問い合わせあるが、利用に繋がらない人もいる。認知症対応型であることが特徴であるので、通常の送迎車のタイミングで家を出られなくても、繰り返し迎えに行ったり、利用がなくても電話でお誘いしたり、工夫はしているが、ご家族が疲弊してしまい諦めてしまうケースもある。

(安村様)施設入所ではなく、居宅で暮らしながら介護サービスを受けられるのが理想的。通所介護や短期入所が家族にとってのレスパイトである。

(古橋)認知症通所介護利用するにあたり、ご自宅でのご家族の困りごとへのアドバイスの効果の説明。

(所長)効果を他の家族へ展開していく過程にあることを説明。

(安村様)いい活動をしている。その効果を地域の人に伝えていくほうが良い。広報紙に苦情の公表をしているが、好事例についても公表してはどうか。

(三浦様)医療につなげたケースはあるのか

(古橋)ありますと回答。事例を述べる。例えば、血圧高…ケアマネ、家族に伝えて、医療につなげた。

 

(2)デイサービスの宣伝活動について

(藤本)ケアマネ事業所に出向いて紹介するのが効果的ではあると思うがなかなか実施出来ていない。このタイミングで居宅事業所などの閉鎖、担当ケアマネの変更などがあるので、積極的な取り組みが必要と考えている。

(安村様)介護難民が増えるのではないかと、現在そう言われている。

(三浦様)居宅事業所が減少するため、ケアマネの持っているケースが増えて目いっぱいである。包括連絡会で市に今後どうしていくかを伝えていく予定ではあるが、具体的にどのような取り組みがあれば改善するのかはわからない。平成27年の法改正以降、海老名市の介護報酬の地域区分が座間市や大和市に比べて低くなったため、介護報酬による収入が海老名市は少ないことも、ケアマネ減の原因かもしれない。

(藤本)地域密着型通所介護の利用範囲が海老名市全域であったが、綾瀬市在住の人から利用の要望があった。認知症対応型通所介護が綾瀬市にはないことから、この度綾瀬市も認可が下りたため、利用につなげることが出来た。今後も開拓していきたい。

 

(3)評価・ご要望等

(栗山様)えびな南でも地域密着型通所介護は行っているのか。

(所長)現在、中心会の地域密着型は中心荘のデイサービスとコミュニティおおやだけ。今後はえびな南のデイも運営推進会議を行なうことになる予定。

(栗山様)上今泉地区は困りごと事業など、地域での福祉活動が活発である。

(安村様)今後は、困りごとを自発的に発信できない人をどう発掘していくかが課題。

(三浦様)今後えびな北包括で地域向けの介護サービスセミナーを開催できたらと考えている。

(藤本)ぜひ参加していきたい。

 

(4)その他 施設の取り組みなど紹介

・中心荘バザー

恒例となっている中心荘バザーだが、公益的取り組みとして地域の皆様の交流の場となってほしいと考えている。地域の高齢者・障害者の方には、バザーに行きたいが行く手段が無い場合もあるため、初の試みとして送迎車を使用して、ご希望される方には送迎をする予定である

・車椅子の寄付

デイサービスでは車椅子がなく、車椅子使用対象者には、第二老人ホーム入所フロアの車椅子を貸してもらっていた。デイサービスでも必要であるため購入を検討していた中、別紙の小田急商業労働組合連合会様より2台車椅子の寄付を頂いた。

・ユニバーサル就労支援事業

中心会が取り組んでいる、就労困難者への支援として、デイサービスの事務的な仕事を実習生にやってもらった。今後そういった取り組みを積極的に行っていく。

 

次回開催予定日:平成29年9月23日(土)14:00~15:00