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中心荘からのお知らせ

2019.10.14

認知症対応型地域密着型通所介護2019年度第一回運営推進会議

日時:2019年9月14日(土)14:00~15:00

場所:中心荘第二老人ホーム デイサービス室

出席:栗山明郎様(地域住民代表)、安村壽太郎様(知見者)、萩原浩様(利用者)、

萩原美恵子様(ご家族)、三浦尚宏様(えびな北地域包括支援センター)

三浦所長、古橋課長、藤本相談員

進行:藤本相談員

記録:藤本相談員

 

(1)活動状況の報告

古橋課長から、資料を使って日常的な活動内容を報告。前回の運営推進会議で指摘いただいたことを参考にし、コグニサイズなどを取り入れてゲームを楽しみながら脳の活性化を利用者に説明して取り組んでもらっている。まだ症状の改善を数値化することはできていないが、今後は認知症の改善や症状悪化の防止についての効果を明示できるようにしていきたい。

栗山:本人が改善を感じられると良い。

古橋:貼り絵の出来具合などを前回と比較して本人と話をしている。

栗山:短期記憶が難しい人たちは、自分で改善していることはわかるだろか。トレーナーはいるのか。(介護職員がトレーナーとして進行していることを説明)

三浦CM:個別のケアプランをたてているはず。

安村:貼り絵などは、好きな人と嫌いな人がいる。得意なものを個別に目標を立てて計画にしてはどうか。どのスケールを使えばよいかも個別で異なると思う。

古橋:認知症の方は、好きな活動も突然やらなくなることもある。

栗山:広くいろいろなことをやってもらうよりも、得意なことを伸ばす、改善していけるようにした方がいいのではないか。

三浦CM:個別の目標や支援があった方いいということ。ケアマネにも情報提供をして協働してケアプランが作れると良い。

安村:井戸端会議とはどのような活動か?

古橋:デイサービスに他者との雑談を楽しみにして来ている人もいるが、会話がかみ合わないことも多い。そこに職員が介入し会話が盛り上がるようにしている。

萩原:以前利用していたデイでも、男性は会話せずにうつむいている人が多く、女性はおしゃべりな人が一方的にしゃべっている印象があった。ここではうまく会話の場を設けてくれている。

 

 

(2)デイサービスの宣伝活動について

藤本相談員から、4月から8月までの運営状況を説明。前年度落ち込んだ利用率が徐々に回復傾向にあるが、多くの利用者が第二老人ホームの特養待機者であるため、特養に空床が出ると入所のため利用中止になってしまう。現在は満員の曜日もあるが、今後に向けて営業活動は行っていく。前回の運営推進会議での指摘を受けて、介護職員から「認知症デイを利用したから改善したこと、よかったこと」を集めて事例集を作成した。これらを配布するとともに、直接介護支援専門員に働きかけをすることで、デイサービスの認知度が上がると良い。

栗山:とても見やすくわかりやすい資料だと思う。

安村:料金表などはないのか。

藤本:前々回の運営推進会議で料金の明示についてアドバイスいただき、前回の会議でご報告した概算料金の入ったチラシを一緒に渡している。10月から介護給付に変更があるため、都度最新の情報をお渡しできるように更新していく。

 

(3)中心荘の地域における公益的取り組みについて

藤本:今後、特養入所者向けの訪問販売を実施し、地域住民も対象とすることを考えているが、需要はあると思うか。

栗山:5丁目は需要があるんじゃないか。

安村:近隣の畑から朝どれ野菜を仕入れて販売したら喜ばれると思う。

藤本:送迎バスが必要かと考えているが。

安村:ふれかみとの往復バスにしてはどうか。ちょうど自治会館でもふれあいを始めたところなので、そこを拠点にしてもよい。

 

(4)評価・ご要望等

栗山:地域住民の中で中心会を退職した人から聞くと、中心会の評判はとても悪い。働いている人を大事にしていくことも大切だと思う。地域にある施設として、評判が悪いと悔しいから、頑張ってもらいたい。

 

 

 

次回開催予定日:2020年3月14日(土)14:00~15:00